2024年度4月に受験したネットワークスペシャリスト試験に合格しました。
ギリギリですが…。
はじめに
- この資格を選んだ理由: ネットワークスペシャリスト資格を選んだのは、実務でネットワーク・サーバの運用保守に携わっており、業務に必要なネットワーク技術の専門知識を深め、キャリアアップを目指すためです。
資格の概要
- 資格の説明: ネットワークスペシャリストは、情報処理技術者試験の一つで、ネットワーク技術の設計・構築・運用に関する高度な知識を問われます。
公式ページはこちら↓↓↓
ネットワークスペシャリスト試験 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「ネットワークスペシャリスト試験」に関する情報です。
- 取得のメリット: この資格を取得することで、ネットワーク分野での専門知識が証明され、プロジェクトリーダーやシステムアーキテクトとしてのキャリアアップが期待できます。資格取得時の奨励金や毎月の資格手当をもらえる職場もあります。
学習計画の立案
- 学習期間: 直近の学習期間は約3ヶ月間です。2023年度に受験して落ちてますので合わせると約6カ月です。実務として2023年10月からネットワーク・サーバ関連に従事してましたのでそれを合わせると試験勉強以外に+αがありました。2023年度に午前Ⅰ免除を取得できてましたので、午前Ⅰから受験される場合は+1~2カ月必要でしょう。
- スケジュール: 毎日継続して学習することを心掛けました。すきま時間も有効に活用するように意識し、時間が取れないときやモチベーションが上がらない時でも5分でも10分でもいいので試験勉強に触れるようにしました。時間が取れるときやモチベーションがあるときはまとまって時間をとって学習しました。
- 使用した教材: 以下の教材を使用しました。
マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)
TCP/IP解説書の決定版! 時代の変化によるトピックを加え内容を刷新! 本書は、ベストセラーの『マスタリングTCP/IP 入門編』を時代の変化に即したトピックを加え、内容を刷新した第6版として発行するものです。豊富な脚注と図版・イラストを...
ネスペの基礎力 -プラス20点の午後対策 (情報処理技術者試験)
午後試験解答の前提となるのは「基礎知識」です。試験で問われる内容は,実は「基礎知識の積み重ねで解ける」もの。本書では,試験で問われるネットワークの基本を今一度しっかり身に付けることで,午後の得点を20点伸ばし合格を目指す学習書です。基礎力を...
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ネスペR5 -本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説
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学習方法
- 基礎知識の習得(午前Ⅰ対策):午前Ⅰ対策は応用情報技術者過去問道場を徹底的にやりこみました。初回受験時はこれに約1カ月~2カ月かかりました。過去10回分を100%解けるまでやりこみます。正直午前Ⅰが受験科目にあると午後Ⅰ、Ⅱになかなか手が回らないので学習期間が必然と増えます。初回受験時にネスペ自体は落ちましたが、午前Ⅰ免除を取得できたことが地味に合格に近づいた可能性は高いです。
- 基礎知識の習得(午前Ⅱ対策): まずは、ネットワークの基本概念やプロトコルについて『マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)』をひととおり読み込む。(※ある程度の知識がある方や実務経験者はいきなり次の過去問道場に進むのもありです)あとは午前対策の鉄板であるネットワークスペシャリスト過去問道場を徹底的にやりこみました。こちらは全期間を100%解けるまでやりこみます。この段階で必要な知識をどんどんと頭にいれていくようにします。
- 問題演習(午後Ⅰ、Ⅱ対策):ここからが学習の本番です。これまでの学習で得た断片的な知識をつなげていくことになります。実際にすることは【過去問をひたすら解く】これだけです。ただ、公式サイトでは問題と解答はありますが解説がありません。よって、理解を深めるために解説が充実している問題集を選ぶ必要があります。私は、『ネットワークスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策』を徹底的にやりこみました。(試験にあわせて最新の年度を選択することをお勧めします)こちらは、過去問をジャンル別にまとめて出題しており同じジャンルの過去問をまとめて解くことでより理解が深まりました。また、自分自身で得意なジャンルや苦手なジャンルを把握することもでき、午後問題の問題選択の基準に大いに参考になりました。ただ、初めて解くときは本当に訳が分からないくらい難しく感じました。午前Ⅱ対策でひととおり知識は入れているはずですが、全く問題が解けません。しかし、ここであきらめずに2周3周進めましょう。必ず、理解して解けるようになってきます。
- 過去問演習(午後Ⅰ、Ⅱ対策の仕上げ):最後に実際の過去問を過去5年分をしっかりと解きます。こちらは上記問題演習と被る問題もあります。実際に解けるかしっかりと向き合っていきましょう。そして、過去5年分をしっかりと答えだけでなく問題内容を理解して解けるまでやりこみます。こちらも『ネットワークスペシャリスト 総仕上げ問題集』の解説で分からなかったところの理解を深めました。また、私は前年度受験時の問題集を使用していましたので最新年度の過去問はこちらのネスペシリーズ『ネスペR5』を使用しました。ネスペ受験者必携の解説書です。こちらは1年に1冊その年度の午後問題が丁寧に解説されており非常に分かりやすいです。自分自身が必要な年度のシリーズを購入することをお勧めします。最後に、『ネスペの基礎力』で知識の確認と底上げをしました。
学習期間の目安としては
基礎知識の習得(午前Ⅰ対策):約1カ月~2カ月
基礎知識の習得(午前Ⅱ対策):約1カ月
問題演習(午後Ⅰ、Ⅱ対策):約1カ月
過去問演習(午後Ⅰ、Ⅱ対策の仕上げ):約1カ月
試験当日
- 空き時間の活用:当日は新しい問題に触れることはせず、過去問道場等で基礎知識の確認をしました。また、少しあいまいな理解の部分を直前で復習しました。
- 試験会場:試験会場では時計を必ず持っていきましょう。試験会場によっては時計がないところがあります。(2022年度のネスペ受験時は時計があったのですが、2023年度秋期の情報処理安全確保支援士試験では会場に時計が無く、試験中にゆとりをもって問題を解くことが出来ませんでした。もちろん不合格です。)
次のステップ
- 今後の計画: 次は、情報処理安全確保支援士の資格を目指して勉強を再び始める予定です。また、現在の仕事に資格で得た知識を活かしていきたいと思います。
- 読者へのアドバイス: ネットワークスペシャリストを目指す皆さんには、基礎知識の習得と徹底的な過去問演習が重要だということをお伝えしたいです。継続的な学習と午後対策が成功の鍵です。
まとめ
- 総括: ネットワークスペシャリストの取得は、決して簡単ではありませんが、計画的な学習と実践的な経験があれば達成可能です。
- 感謝の言葉: 最後に、学習期間中に支えてくれた家族や同僚、素晴らしい教材を提供してくれた著者の皆さんに感謝します。
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