LinuCレベル1に合格するためのポイントとは?合格体験談と勉強法を大公開

LinuC
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IT未経験の中年オヤジでも約1カ月で合格

LinuCとは

IT資格といえば LinuC(リナック) | Linux技術者認定試験LinuC | LPI-Japan
LinuC(リナック)は、クラウド時代に求められるLinuxを中心としたシステム構築から運用管理に必要なスキルの証明ができる技術者認定試験です。エンジニアにとって意味のあるLinuxの資格として、企業のエンジニア育成などで活用されています。

LPIジャパンのホームーページにはこのように掲載されております。

クラウド時代の即戦力であることを証明する
Linux技術者認定資格「LinuC」
証明できる技術対象領域は、オンプレミスだけではなく「クラウド環境」まで

あらゆるところでOSSが使われる今だからこそ必要な「オープンソースのリテラシー」

システム環境の多様化に対応したシステム設計ができる「システムアーキテクチャ」

端的に言うと【Linux】というOSを使いこなせるかどうかといった資格ですね。

詳しい説明は大勢の方がされているのでググればいくらでも出てきます。

【LPIC】という資格もありますが、そちらも大勢の方が説明されています。

私はなぜ、【LinuC】を選んだかというと単純な理由で職業訓練の講師の方にお伺いしたところ、

「今から取るのなら【LinuC】の方が良いよ」と言われたので【LinuC】にしました。

【LPIC】の方が良いよと言われてる方も多数おられるので自分に合った方を選んだらいいのではないでしょうか。

内容自体は今のところは、同レベルの内容となっているようです。

試験対策

前提として職業訓練でラズベリーパイを使用してLinuxに触れていたので全くの初学者というわけではなかったです。

試験対策として使用した教材は大まかに以下の3点です。

  1. YouTube動画
  2. 書籍
  3. WEB問題集

1.YouTube動画

ITパスポートでも使用したYouTube動画。

【LinuC】でもしっかりとあります。

特にLPIジャパンの公式YouTube動画がありますので、そちらを何回も何回も観ていました。

LPI-Japan

LPI-Japan
LPI-Japanチャンネルは、LinuC(Linux)やOSS-DB(PostgreSQL)、HTML5などの受験を考えている人向けの「技術解説セミナー」の様子を公開するチャンネルです。講師による解説はもちろんのこと、実際にコマンドを入力...

こちらの動画も1.5倍速~2倍速で何周も視聴していました。

ただ、ITパスポートの時と違いなかなか馴染みのない用語が多くて最初は苦労しました。

さらに、覚えるコマンドが多すぎて最初は訳が分かりません。

とにかく【暗記】する量が半端なく多すぎる。

なかなか頭に入らないので、古くなって使わなくなったパソコンを引っ張り出してきて【CentOS】をインストールしてひたすら【コマンド入力】して体で覚えました。

そうやって何回も動画を見ているとなるほどなるほどと理解も進み、手を動かして触れるようになってきました。

2.書籍

書籍に関してはこれだけ1冊。

Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応
Linux教科書 LinuCレベル1 Version 10.0対応

通称あずき本と言われているこの本。

高い…。

しかも分厚く内容も濃い…。

正直心が折れそうでした。

ただ、こちらはしっかりと試験範囲を体系的に学習できるので初学者にとっては必要だと思います。

もちろん1回読んだだけでは到底理解できません。

1回読んだら続けて2回3回と読むのではなく、WEB問題集に行きましょう。

問題集が分からなければ、書籍をみながらでもいいと思います。

そうやって、インプットとアウトプットを続ければ自然とある程度は覚えていくはずです。

ちなみに、模擬試験がついてますがこちらは試験直前の総仕上げに行いましょう。

これは必ずやっておいた方が良いです。

理由は試験を受けたときに分かります。

3.WEB問題集

WEB問題集でとにかくアウトプットをして頭に叩き込みましょう。

WEB問題集もこれ1つで十分です。

ping-t

Ping-t
AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、Linux Essentials、HTML5、OSS-DB、ITパスポート、オラクルマスター、ITILの試験合格を目指す人を応援する学習サイト(登録ユーザ25万人)です。 ユーザ登録をすると...

こちらはあらゆるIT系の資格試験対策の問題を掲載されていて非常に重宝します。

【LinuC】だけではなく、【CCNA】や【AWS】等も用意されておりIT資格取得に必須のサイトでしょう。

無料の範囲と有料の範囲があり、すぐに有料の範囲に行くと思いますが資格試験の受験代やテキスト代を考えると十分価値があると思います。

問題に対する解説もしっかりとあるので間違えた問題や、あやふやな問題をそこでしっかりと見直しながら着実に解けるようになっていけます。

問題に対する取り組み方ですが、自分のやり方は【各項目ずつ】すべて正解(サイト内ではヒットと表記)するまで次の項目に進まないようにしてます。

項目を1つずつクリアしていき、すべての項目を正解したら今度は【すべての項目】を2回連続正解(サイト内ではダブルと表記)するまでやりぬく方法をとりました。

それを終えた後にping-tでの模擬試験で安定して80%から90%とれるまでやりました。

そこまでしなくても合格できる方は多々いらっしゃると思いますが、なんせ受験料が101、102で各16,500円ずつ掛かるので絶対に落ちたくない気持ちでいきました。

あと私はやらなかったのですが、WEB問題集以外でこちらがおすすめだといわれています。

Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応
Linux教科書 LinuC レベル1 スピードマスター問題集 Version10.0対応

その理由は私が【LinuCレベル2】を受験したときに痛感しました…。

心配な方はこちらもやってみてもいいのではないでしょうか。

資格の難易度・価値は?

IT関連の資格や技術はスキルレベル1~7まで明確な指標があってスキルレベル1~4はそれぞれに対応している資格があります。

【LinuCレベル1】はその中の”スキルレベル1”に属する資格で人材像としては”最低限求められる基礎知識”となります。

ちなみにITスキルレベルの詳しい解説はウィキペディアに掲載されています。

ITスキル標準 - Wikipedia

ITスキル標準(アイティースキルひょうじゅん、IT skill standard、ITSS)とは、経済産業省が定めている個人のIT関連能力を職種や専門分野ごとに明確化・体系化しIT人材に求められるスキルやキャリア(職業)を示した指標である。ITサービスの分野11職種38専門分野ごとに,最高7段階のスキル・レベルを設定している。それぞれのレベルについて、要求される業務経験や実務能力、知識を定義している。

正直、これでスキルレベル1か と思いました。

覚える量も半端なく多いですし、スーッと頭に入る内容ではなかったです。

ただ、今後IT業界に進もうと考えておられる方にとってLinuxを理解し、使えるようになることは非常に価値のあるものではないでしょうか?

暗記量が非常に多いですが、それをやりきったということは今後の自分の自信につながり他のプログラミング言語やシステム開発においても十分通用していく下地になるのではないでしょうか。

自分に必要な課題を見つけ次へ次へとどんどん進んでいきましょう。

 

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